FREEWHEELERS ” Lot 507xx “
早速ですが、本日のBlogは
昨日ご紹介しました ” 1st Model ” に続き
” 2nd Model ” をご紹介致します。
FREEWHEELERS
” Lot 507xx ”
個人的にもこのデザインのジャケットが好きですし
世の中的にも一番バランスの良いモデルと
言われることも多い通称 ” 2nd Model “。
そんなデニムジャケットをFreewheelersが
かなり細かくマニアックな目線で製作したこちら。
まず、このデザインのジャケットは
1950年代に多く製造されているのですが
そんな中からFreewheelersは1951年に製造された
デニムジャケットに注力し製作しています。
なぜ、1951年なのかと言うと
このジャケットはFreewheelersが所有する
1951年製の当時物のVintage Denim Jacketを
糸から分解・解析しそこから作り上げているからです。
その為、製品タグに記されえている
“DATE ” の表記も1951と記されています。
なので、デニム生地も昨日ご紹介した
1st Model とは違いこのモデル用の
オリジナル14oz Indigo Denim 生地になります。
このデニムは経糸にクズ糸を混ぜ
ネップ感とムラ感を出し、緯糸には
超長綿と言う繊維長の長い糸を使い織られています。
昨日の1st Model の生地と比べ
インディゴの青味がある色合いとなっています。
そして、このポイントは1st Model と同じですが
近年のレプリカデニムにありがちな
わざとらしい生地の凹凸感ではなく、
程よい綾立ちとザラ付きがあり
Vintageデニムのような自然な縦落ちと色落ちです。
なので、生地については言葉で書くよりも
一度触れてみて頂いた方がよくわかると思います。
次は、ディティールについてです。
2nd Modelは1st Modelのフロントポケットが
片ポケットのアシンメトリーなデザインに対し、
両胸にポケットが付いた左右対称のデザインです。
また、背面のシンチバックは無くなり
よりスッキリとしたデザインになります。
シンチバックで調整した身幅は
2nd Modelからは裾にあるボタンを使った
アジャスターで調整するようになります。
襟元の印象も1stと2ndでは大きく変わります。
1stの小ぶりだった襟は大きくなり
フロントヨークも深めな作りとなります。
その影響もあってか、個人的には
1st Modelが持つワークな印象から
2nd Modelは少し綺麗め印象を受けます。
インナーにシャツを持ってきたときのバランスは
2nd Modelの方がいいなと思います。
他にも、2ndならではと言えば
フロントポケットのフラップ裏には
別生地が当て布として使われています。
このジャケットに使われているボタンは
ヘッド部分はスチール素材で足部分は
カッパー素材(銅)が使われています。
勿論、ヘッド部分はブランドオリジナルの
刻印が打ち込まれ白塗装で仕上げられています。
フロントポケットに縫い込まれた赤タブは
レーヨン素材で出来ており両面にネームが
織り込まれているモデルとなります。
その他いろいろありすぎて
またもや全部書いていてはBlogが終わらないので
続きは店頭にバトンタッチさせて頂きます!(笑)
最後は、着こなしについてです。
1st Modelでは少し緩めをおすすめさせて頂きました。
2nd Modelは2パターンおすすめがあります。
1つは1st同様にいつもより1サイズアップで
ナチュラルな落ち感で大人なリラックスした合わせ。
もう一つは、いつも通りのサイズでピッタリ着て
Gジャンですがデニムシャツ感覚で
オーバーコートのインナーに着る着こなしです。
大人の事情(著作権等々・・)で
インターネットに出ているオサレな着こなし画像を
ここに引っ張てくるのを躊躇しているので
是非ググって観て頂くかお店までお越しくださいませ!
気温もグッと下がり、涼しくなってきたので
秋物の準備もお忘れなく!
皆様のお越しをお待ちしています!!