【別注】COLIMBO ” STOCKMAN’S COAT “
今シーズンCOLIMBOにお願いしていた
別注アイテムがついに入荷しました。
毎シーズンCOLIMBOには別注をお願いしており
当店では当たり前のような空気感が流れておりますが
今期は特に気合を入れ別注をお願いしました。
早速ですが、今期別注のアイテムはこちらです!
【別注】COLIMBO
” STOCKMAN’S COAT ”
~ SPECIAL EDITION ~
Material : DEERSKIN
Color : BLACK
今期は当店としても初となる革ジャンでの別注です。
今回のモデルはCOLIMBOの代表モデル
” STOCKMAN’S COAT ” を通常ラインナップの
ホースハイドからディアスキンで別注しました。
今回使用しているディアスキンはこの別注の為に
特別に用意して頂いた1.3mm厚のフルベジタブル・タンニング
水染めにて仕上げた素上げのディアスキンになります。
革の質感で言うと、肉厚でプリっとした質感で
ディアスキン特有の柔らかさがありとても着やすく仕上がりました。
また、今回の革は水染めフィニッシュの
革に顔料等のお化粧をせず原皮に近い自然な染め方の為
革本来の自然なシボ感と生前に付いた傷跡もそのままです。
その為、天然素材を贅沢に使用するレザーアイテムでは
使う革の部位ごとにその革の表情も違うため
シボの出方や革の雰囲気など様々な表情を一着の中で楽しめます。
天然の素材を使う為、全く同じもの作ることは出来ません。
一枚一枚個体差がありますが、
それがこのアイテムの魅力だとも思います。
このディアスキンは初めのうちはマットな表情をしていますが
着込んでいくごとに擦れる部分は光沢が表れ、
革全体としても他の革では体験できない得得なツヤ感が出てきます。
表現としましては「濡れ感」とでもいいましょうか。
決して本当に濡れるわけではありませんが、
革の表面にオイルが回りディアスキン特有の
鈍い光沢が革好きの方には堪らない表情だと思います。
今回の別注では、革は特別な物を用いましたが
アイテムのディティールやシルエットは
COLIMBOからリリースされているSTOCKMAN’S COATと
一切変更はありません。
ライニングは今年のモデルはウールメルトンの
ウィンドペンチェックが使われています。
さらにすべての箇所のボタン裏には
革の当てを施した「力ボタン」仕様に。
そして個人的に嬉しいSTOCKMAN’S COATのディティールが!
COLIMBOのこのモデルは袖先にリブが付かずカフスのみの仕様となります。
好き嫌いの分かれる部分だと思いますが、
個人的にはカフスの内側にリブの無いモデルは着やすいと感じます。
入荷後すぐにご購入頂いたお客さんともこの話になりましたが
内側にリブがあると腕時計をしていると結構干渉して着ずらいんです。
なので、個人的にはリブの無いこの仕様が好きです!
最後にシルエットです。
細すぎず太すぎない非常に着やすいシルエットです。
シルエットやディティールに変な癖も無い為
万人に受け入れられる一着だと思います。
また着心地についてですが
「めちゃくちゃ着やすい」の一言です。
ホースハイドのモデルに比べ
ディアスキンのしなやかさは圧倒的です。
エイジングに関してもホースハイドとは全く違う
ディアスキンでしか楽しむことが出来ない特別な物があります。
是非、一度手に触れて袖を通してみて下さい。