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BARBOUR ” INTERNATIONAl “

 

前回のブログに引き続き、
本日も英国繋がりのアイテムをご紹介致します。

 

 

BARBOUR
” INTERNATIONAL ”

BARBOUR

 

ご存じ無い方が多いと思いますが、
実はBARBOURとのお取引は昔からあるんです。

 

ここ何年もBARBOURの入荷は無かったのですが、
昨年からこのINTERNATIONALのみセレクトしています。

 

 

 

 

BARBOURと言えばオイルドコットン素材を
イメージされる方が多いと思います。

もちろん、このINTERNATIONALも
オイルドコットンの生地を使用しています。

 

オイルドコットン素材の歴史は古く
今から100年以上前、まだナイロンなどの
ハイテク素材が開発されておらず、今以上に
革製品が高級だった時代に、高密度のコットン生地に
オイルを染み込ませることによって
防水・防風性を持たせる為、誕生した素材です。

元々は、海で働く人達の為作られたようですが
後に防水性・防風性が認められ、イギリス軍にも
供給するようになりました。

 
世界中を巻き込んだ二つの大きな戦争が終わり
イギリスでは、モーターサイクルシーンが盛り上がり
4つポケットのオイルドコットン製ジャケットが
多くのレーサーに愛用されました。

その中の一人に、アメリカの大スター
スティーブ・マックイーンもこのモデルを着て
レースに参加したのは有名な話です。

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4つポケットのジャケットが、レーサーに愛されたのには
レースに必要な工具やマップ等を一つのジャケットに
収めることが出来、物の出し入れがしやすいよう工夫された
ポケットのマチや、ポケットの配置が非常に合理的だったからです。

また、オイルドコットン素材の持つ特性や
水に強く破れにく丈夫さも支持された理由の一つでしょう。

 

 

ただ、昔のモデルの物になると
オイルドコットン素材特有の臭いやヌメリがきつく
日常着として使うにはお世辞にも
使いやすい素材とは言えません。

 

そう言った理由もあり、オイルドコットンを
避けている方も多いのではないでしょうか?

 

 

そんな方にこそ、今のBARBOURを見て頂きたい。

そもそも、自分も昔のモデルのイメージで
オイルドコットンは苦手意識がありましたが
今の物を見てみて、とんだ食わず嫌いだったなと思いました。

BARBOUR

 

まず、今の物にあのクレヨンのような
嫌なオイルの臭いはありません。

又、オイルドコットン特有のヌメリも
全くないとは言いませんが、
日常的に気になる程のものではありません。

 

 

 

昨年から約1年、自分自身もINTERNATIONALを
着ていますが未だ臭いは出ていません。

まだ着始めて1年程ですので、
経年変化のレポートを出来るほどでは無いですが
オイルドコットンの素材の魅力の一つでもある
テカリが少しずつ現れ、どんどん体にも馴染んできています。

BARBOUR

 

BARBOUR

 

 

4つポケットのこの手の形のジャケットは
レーサーに愛用されていた言うルーツがある為
ヴィンテージアイテムの多くに、
ワッペンやピンバッチでカスタムされているもの多く
自分なりにカスタムして楽しむのも大いに有りだと思います。

ADDICT CLOTHES

 

ADDICT CLOTHES

 

 

 

 

ここまでの話だと、一見バイク用ウェアに
感じる方もいらっしゃると思いますが
BARBOURはオンオフを問わず、
様々なシーンで世界中の人に今尚愛用されています。

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以前、イギリスに行った時
雑誌の中でしか見ないような、
スーツの上にBARBOURを着ている人が多く
雑誌が作り上げた着こなしイメージではなく
文化として根付いていることに驚きました。

 

 

今でも Made In England 生産であるBARBOUR。

BARBOUR

 

昨年も今年もクラシックな佇まいながら
日本人の体形に合うスリムフィットモデルが入荷しています。

 

 

自分も最初は、昔の物のイメージを持っていて
食わず嫌いをしていましたが改めて見てみると
印象はガラリと変わりました。

 

オイルドコットンに苦手意識があった方にも
きっと気に入って頂けると思います。